コロナ禍で制作したアイテムの一部をご紹介

2020年はコロナ禍となり、ステイホームの方が増えましたね。
それもあってか、今まで手付かずだったお母様・お祖母様のお着物と向き合う方が増えたように感じます。
 
このあきざくらのHPへも、「着物 リメイク」だけではなく、「着物 寄付」や「着物 断捨離」での検索でたどり着いて下さっている方が増えました。
この間、例年以上にお着物で◯◯は作れないかというお問い合わせが増え、数多くのご依頼も承っております。
 
またご依頼が増えているもう1つの理由として、ステイホームで人との繋がりが希薄になっているのもあり、人の温もりを感じたくて思い出のお着物を身近なものにして使いたいという方が増えているのではと思っています。
とっても素敵なことですよね^^
 
モノへの愛情をかけるということは、そのモノが自分の手元に来るまでに関わった方をリスペクトするということ。
モノを愛することで、人への愛情も深くなっていくので、心が豊な人生になっていきます。
 
こちらのコラムでは、このコロナ禍の中で製作させて頂いた着物のアップサイクルアイテム達をお写真と共にご紹介していきます♪
年末年始、お家のお片付けで見つけたお着物をどうしようか迷ってらっしゃる方は、ぜひご参考にされて下さい。
 
 

ー目次ー

1 1番人気の日傘
 1.1 ご自身の着なくなったお着物で娘さんとセットの日傘
 1.2 亡くなったお母様のお着物で制作した2本の折り畳み日傘
 1.3 亡くなったお母様のお着物で家族みんなの日傘を制作
2 セットでご依頼頂くことが多い着物扇子
 2.1 日傘の残りの生地での着物扇子
 2.2 奥様の遺した着物で制作した扇子
 2.3 羽織の裏地から制作した着物扇子
3 帯で制作するオリジナルのバック
 3.1 1つの帯で制作したトートバックとリュックサック
 3.2 縦型のトートバック
 3.3 A4サイズのパソコンが入るクラッチバック
4 何にでも使える着物で作ったポーチ
 4.1 シンプルなチャックのポーチ
 4.2 がま口のポーチ
5 着物や帯で制作したドレス
 5.1 帯で制作したビスチェ
 5.2 着物で制作した、コンサート用のドレス
6 こんな変わったものにも!
 6.1 帯で作ったキャップ
 6.2 着物で制作したテディベア 
 
 

1番人気の日傘

ご自身の着なくなったお着物で娘さんとセットの日傘

HPからお問い合わせ頂いたお客様。
昔は着物を着ていたものの、今は年齢を重ねたことで着れなくなり、そのお着物でご自身と娘さんの日傘を制作して欲しいというご依頼でした。
 
着物1枚から、傘は2本お作りできます。
そこで、制作させて頂いたのが、こちらの傘です。
 
 
 

亡くなったお母様のお着物で制作した2本の折り畳み日傘

こちらは、あきざくらが日経新聞に掲載して頂いたのをきっかけにお問い合わせ下さった遠藤様。
お母様の一周忌に向けて、折り畳みの傘を2本作りたいとご依頼頂きました。
あきざくらでは、長傘の日傘だけでなく、折り畳みの日傘も制作しております。
 
お預かりしたお着物は、お母様のお気に入りだったというこちらのお着物。
(遺影にもなった、亡きお母様のお着物姿)
 
このお着物からこのような日傘が完成しました。
 
遠藤様に日傘をお届けに伺った時に記念撮影。
 
そして、一周忌の時にご家族で撮影した写真を頂きました。
 
遠藤様のご依頼のストーリーは、こちらの番組でもまとめて頂きました。
 
 

亡くなったお母様のお着物で家族みんなの日傘を制作

日比谷花壇様の葬儀部門経由でご紹介頂いた丸山様ご一家。
1ヵ月前にお着物好きのお母様が亡くなり、その遺されたお着物をどうにかしたいとご相談頂き、様々なものに仕立て直させて頂きました。
 
日比谷花壇様のミーティングルームに、お母様のお着物をお持ち頂き、全員で1枚1枚見ながら、丸山様(下写真左から2番目男性)が、お母様とお着物の思い出を語られ、笑い声が耐えない打ち合わせとなりました。
そして、それぞれ、この着物で作る!と選ばれた時のお写真がこちらです。
これかのお着物がこう生まれ変わりました。
 
丸山様のストーリーは、こちらの日比谷花壇様のコラムでもまとめて頂きましたので、ぜひご覧下さい。
 
 

セットでご依頼頂くことが多い着物扇子

日傘の残りの生地での着物扇子

上で、2本の折り畳み傘をご依頼頂いたとご紹介した遠藤様。
遠藤様からはその残りの着物で、扇子もご依頼頂きました。
今回初めてだったのですが、お着物1枚から、傘2本と扇子1本は作れることがわかりました。
完成した扇子がこちらです。
 
遠藤様は、この着物生地以外にも7本扇子をお作りし、コロナでお母様の一周忌にいらっしゃれなかったご親戚や、お母様のご友人にお配りしたそうです。
 
 

羽織の裏地から制作した扇子

上でご紹介した、日比谷花壇様のご紹介でご依頼頂いた丸山様。
丸山様も、日傘制作した残りの生地や他の生地から扇子を11本ご注文頂きました。
それらがこちらです。
 
 
その中でも、今回ご紹介したいのは1番上にあるこちらの扇子です。
 
こちらは、この羽織から制作しました。
 
よくご覧頂くとわかるかと思いますが、この道行の扇子柄の裏地で制作したのです。
今まで、長襦袢では作ったことがあったのですが、裏地での制作は初めてだったので、薄さ的に大丈夫か職人さんに確認したところ問題ないとのこと。
とても可愛らしい扇子が完成しました。
 
着物は粋なおしゃれとして、表地より裏地をこだわる方も多く、裏地でも制作できるとわかり、今後制作の幅が広がりました。
 
 

奥様の遺した着物で制作した扇子

とある銀行様からご紹介されたお客様。
数ヶ月前に奥様を亡くされ、奥様が遺したお着物をどうしたらいいのかわからないとご相談頂きました。
奥様と過ごされたマンションに伺ってお話を伺いましたが、とても奥様を愛されていたのが伝わってきて、奥様をそばに感じられるものをと一緒に考え、奥様の妹様とお客様に作務衣と扇子をお作りすることにしました。
 
作務衣は写真を撮るのを失念してしまいこのサイトでご紹介できないのですが、その時作った扇子がこちらです。
 
 
完成品をお渡しして数ヶ月立った時に、ご紹介頂いた銀行の担当者様とお会いしたのですが、こちらのお客様奥様を亡くされた悲しみから立ち直られ、元気にお過ごしとのこと。
この着物のアップサイクルをきっかけに、お客様と担当者様との親密度も上がり銀行様としてもいい機会になったと喜んで頂きました。
 
 

帯で制作するオリジナルのバック

1つの帯で制作したトートバックとリュックサック

経営者が集まるイベントでお会いしたお客様。
お気に入りの柄の半幅帯があるけど、着物と合わせてつける機会がなく、何か日常に使えるものに変えられないかというご相談でした。
 
ライフスタイルを伺う中で大きめのトートバックが使い勝手が良いとなり、制作させて頂くことになりました。
最初は、トートバック1つをご依頼頂いたのですが、バックに使用する皮の色をご提案させて頂いた時に、水色と黄色で2つの色違いのトートバックを作れないかとご相談頂き、生地の量的に大丈夫だったのでお受けしました。
更に、水色の皮を使ったトートバックが完成した段階で写真をお送りしたところ、「全く同じ形じゃつまらないかも。」とご相談頂き、途中まで出来上がっていた黄色の皮を使ったバックをどう変えられるか模索して、リュックサックを提案したところ「それいい!」となり、トートバック1つとリュックサック1つを作らせて頂きました。
 
あきざくらとしては、このようなご要望には可能な限り対応したいと職人さんと試行錯誤しています。
お客様の大切なお着物でモノをお作りしており、お客様にめちゃくちゃお気に入りのものを提供したいですからね^^
 
それでは、そんなお客様の要望を全て叶えた、トートバックとリュックサックはこちらです。
 
そして、こちらがリュックサック。
 
リュックは、紐部分も帯の生地で制作しました。
お客様両方ともとっても気に入って下さって、よく使っているとのことです。
 
 

縦型のトートバック

亡きお母様の着物の帯をバックにしたいとご相談下さったお客様。
A4サイズが入れば嬉しいとのことで、過去制作されたこちらのバックの形をご提案させて頂きました。
 
そうしたところ、お客様から縦長に出来ないかとご要望頂き、この縦型を制作することになりました。
それで完成したのがこちらです。
 
お客様も大喜びでした!
 
 

A4サイズのパソコンが入るクラッチバック

学生さんからのご依頼。
亡きお祖母様の着物の帯でパソコンが入るクラッチバックを作れないかご相談頂きました!
更にご要望として頂いたのが、マチは可能な限り多くとって欲しいとのことでした。
 
完成したのがこちら。
 
完成したクラッチバックをご覧になり、「こんな豪華なクラッチバック他では見たいことない!!」と大喜びされていました。
ご要望頂いたマチに関しても、職人さんに着物の帯の幅の限界までマチを入れて頂いたので、ノートパソコンと一緒にまだ物が入れられる形になっています。
 
 

何にでも使える着物で作ったポーチ

シンプルなチャックのポーチ

上でご紹介した丸山様の娘さんがポーチが欲しいとご相談頂き、制作したポーチをご紹介します。
扇子のところでご紹介したこちらの羽織の表の生地で制作しました。
 
こちら、写真だとただの無地のように見えますが、凹凸によって花柄になっている可愛らしい生地なんです。
この生地で制作したポーチがこちら。
 
iPhone SEがちょうど入るサイズです。
化粧ポーチやちょっとした小物を持ち歩くポーチとして最適の大きさです。
ポーチの大きさは、生地の幅が許す限りお客様のご要望通りのものを制作しています。
 
 

がま口のポーチ

上のチャックのポーチとセットで制作させて頂いたのが、こちらのがま口のポーチです。
 
こちらのがま口の留め具は色々種類がある中からお選び頂けます。
今回は、ピンクの生地にぴったりなピンクの留め具を見つけてきました♪
 
ちなみに、がま口ポーチだと、こういう形のものも過去制作しました。
 
がま口の金具次第で、チェーンをつけてバック風にも出来ます!
お客様のライフスタイルに合わせたものに仕立て直すのが着物も喜びますので、細かいご要望も何でもご相談頂いています。
 
 

着物や帯で制作したドレス

帯で制作したビスチェ

知り合いの整体師さんからご紹介頂いた、 432Hz Pianist Kuniko 様からのご依頼。
新曲のプロモーションビデオで着用したいとのことで、Kuniko様がお持ちの帯からビスチェを制作しました。
それがこちらです。
 
Kuniko様が着用した姿がこちら。
 
ちなみに、Kuniko様は、PV撮影本番では、また違ったスカートを着用されました。
演奏家の方は、ドレスアップする機会が多く、毎回同じドレスというのは避けたいので、スカート部分をコーディネート変えることが出来るビスチェは使い勝手が良いととても喜んで下さいました。
Kuniko様の撮影したPVは、こちらからご覧頂けます。
 
 

着物で制作した、コンサート用のドレス

引き続き、Kuniko様から頂いたご依頼。
『世界初 コンサート仕様 A432Hz modern Piano 誕生お披露目&CDリリース記念コンサート』にて着用するドレスをお手持ちのお着物で制作したいというご相談。
 
着物1枚から出来るドレスの形をセレクトし、Kuniko様のサイズに合わせて制作スタート。
途中経過をご覧頂き、もう少し華やかさを加えたいとご要望頂き、一緒にお預かりしていた帯から、帯ベルトを制作し、着脱可能な形にしました。
それがこちらのドレスです。
 
そして、Kuniko様が着用されたコンサートの様子がこちら。
 
お客様からも大変好評だったとお喜びの声を頂きました。
今回の帯ベルトも、着脱可能にしたことで、ドレスのコーディネートが増えたととっても喜んで頂けました♪
 
 

こんな変わったものにも!

帯で作ったキャップ

あきざくらは、「◯◯作ってもらえますか?」というご要望には、「NO!」とは言わないと決めて取り組んでいます。
何とか1つ単位で着物から制作して下さる工房を探し、お客様に提供しています。
 
ただ、やはりお客様からご要望を頂いて、内心「えーーー、そんなの出来るかな。」と思う時はあります。笑。
直近でその感覚を1番味わったのが、帯からのキャップです。
とはいえ、ツテを使い何とか制作したのがこちら。
 
後ろがこのようになっているので、サイズフリーです。
 
なかなかなインパクトなキャップが出来上がりました!
お客様はとっても気に入って下さったので、お引き受けしてよかったです♪
 
 

着物で制作したテディベア

こちらは、お祖母様が遺されたお着物を整理して東京のご自宅に持ってきたお客様から、形を変えて残したいというお問い合わせからの事例です。
制作に使用するお着物以外は、使わないから寄付したいともご相談頂き、ご自宅に伺ってお着物を一緒に拝見させて頂きながら、何を制作するかご提案させて頂きました。
(寄付に関しては、現在あきざくらは送料もご負担頂く形でしたら全てお引き取りしておりますので、寄付ご希望の方はこちらからお問い合わせ下さいませ。)
 
お問い合わせのきっかけは、「日傘の制作希望」だったのですが、お話を伺っている中で、お家で飾れるものが欲しいとのことで、扇子とテディベアをお作りすることになりました。
更に、テディベアは、お気に入りの柄の着物が2つあるから、その2つを使って制作したいとご相談ありました。
 
そこで、テディベア制作職人を探し、2つの生地を合わせられるか相談し、可能とのことから現在絶賛制作して頂いています。
こちらは、2月か3月に完成予定ですので、また完成したら写真アップしますので、どうぞお楽しみに!!!
 
 

まとめ

今回は、一部ではありますが、昨年のコロナ禍の中ご依頼頂いた、着物アップサイクルの小物をお写真と共にご紹介しました。
本文にも記載しましたが、あきざくらはご依頼頂いたものは職人さん探しからしてでも制作致しますので、ご遠慮なくご希望をお問い合わせ下さい。
 
もちろんあきざくらで人気の、日傘や扇子もコロナに関わらずご依頼お受け出来ますので、お問い合わせ下さいませ。
 
 

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