
七五三の思い出のお着物を折りたたみ着物傘とスマホショルダーへ 〜前編〜
こんばんは!
あきざくら代表の山村沙世子です。
急に暖かくなってきましたね!
一昨日、東京中を歩き回っていましたが、チラホラ桜が咲いている箇所がありました^^
あきざくらの着物ツアーでも、桜と写真を撮りたいというお問い合わせをいくつか頂いており、場所・時間を変更して対応して、海外からのゲストに着物と桜を楽しんでいただく予定です♪
さて、本日は久しぶりに制作実例のご紹介です!
今回と次回で、お子様の七五三の思い出のお着物を折りたたみの着物傘とスマホショルダーにされた千葉のお客様の実例をご紹介していきます。
今回ご相談頂いたお着物はこちらです。
折り鶴や水仙が描かれたとても可愛らしいお着物です。
七五三のお着物は赤系が多いので、黄緑色のお着物だったことからこだわりを持ってお着物を選ばれたんだろうなと感じました。
ただ、お客様からお問合せ時に、「ずっと衣紋掛けで出たままで、大切に出来ていませんでした。」というお話を頂きました。
私からしたら、そうやって気にかけていることが素敵だと思いますし、アップサイクルされてこれからたくさん活躍してくれるでしょうから、着物は喜んでいるんだろうなと感じました^^
ご依頼は、折りたたみ着物傘2本とスマホショルダー3つでした。
通常の七五三のお着物よりは大きかったのですが、やはり大人用のお着物ではないので幅なども細く、柄どりも含めて綿密に考えて制作する必要がありました。
この時の流れとしては、スマホショルダーを制作して下さる工房さんと、お客さまのご希望のサイズのスマホショルダーにするにはどのぐらいの生地の大きさが必要か確認した後、それを踏まえて傘職人さんに、その分が残るように傘カバー分の柄どりをして裁断して頂き、そして残しておいた箇所を使ってスマホショルダーを制作という流れでした。
これが、傘を制作した後に、スマホショルダーを作りたいとなると、柄の箇所が残っていなかったりとベストなスマホショルダーが出来ないこともあるのです。
だから、もし最初の段階でこれを作りたいなというものがあれば、仰って頂けると助かります!
そんな計算のもと制作した折りたたみの着物傘がこちらです。
まずは1本目!
そして、2本目!
1本目の着物傘は柄の箇所を4面、2本目の着物傘は柄の箇所を5面使いました!
どちらも、今回のお着物のメインである大きい折り鶴の箇所を数枚ずつ使い、日本らしい傘に仕上がりました^^
ちなみに、折りたたみ着物傘は、傘袋も付いています♪
次回は、一緒に制作したスマホショルダーをご紹介しますね!
お持ちのお着物を何かアップサイクルしたいという方は、contactからお問合せ下さいませ。