
お義理母様のお着物で奥様とお嬢様への日傘のプレゼントを制作♪
こんばんは!
あきざくら代表の山村沙世子です。
今日のブログは、制作実例をご紹介しますね!
今回は、埼玉県在住の男性からの日傘制作のご依頼です。
こちら、奥様のお母様が遺された絽のお着物です^^
こちらで日傘を作れないかというご相談でした!
絽の日傘は、見た目がとても涼やかで、夏にぴったりです♪
最初ご依頼を頂いた時に、「奥様へのプレゼントですか?」とお伺いしたところ、「妻かな?娘かな?取り合いになりそう(笑)」というコメントを頂きました。
その言葉を受け、情報としてと思い「1枚のお着物から日傘は2本作れますので、奥様とお嬢様それぞれにプレゼント出来ますよ^^」とお伝えしたところ、だったらと2本ご依頼頂きました。
「1枚のお着物から2本作れますか?」
こちらは何度か頂いたことがあるご質問です。
基本的には、1枚のお着物から2本制作は可能です!
もし、出来ないとしたら、お着物の虫食いがひどく1本分の生地しかとれないとか、シミの箇所は使いたくないけど、シミが広範囲にわたってあるという理由です。
ちなみに1度だけ、1本制作した後、「もう1本作れますか?」というご相談を頂き、その時は振袖だったのですが、1本目の時にメインの柄の部分を全て使ってしまっていたので、「1本目より落ち着いた感じになってもよろしければお作りできます。」とお答えして作ったことはあります。
もし、2本制作ご希望の場合は、柄の割り当ての調整など事前にご相談できますので、迷っている段階でも最初にご相談頂けると嬉しいです!
また、今回のように男性からのご依頼も何度かございます。
多くは、大切な方へのプレゼントとしてですが、「日傘男子」という言葉もあるように、ご自身用としてご依頼下さる方もいらっしゃいます。
もし、男性の方で「気にはなるけど自分は男だから。」なんて思っている方がいたら、ご遠慮なくご相談下さいね!
さてさて、今回も話がズレましたが^^;、ここで完成した日傘をご紹介します!
絽のお着物らしい、とても涼やかなお揃いの日傘が完成しました!
(後から2つ一緒の写真も撮ればよかったと思いましたが、それは後の祭り、、、。)
ちなみにカバーの部分はお揃いではありますが、手元は、奥様、お嬢様それぞれのご希望を伺い、上の日傘が椿の手元、下の日傘が藤(とう)の手元となりました。
手元は、基本は、寒竹・椿・藤・エゴからお選び頂けます♪
この夏、親子でお揃いの日傘でお出かけを楽しんで頂ける姿を想像するとワクワクします〜!
皆様も、奥様やお嬢様へのプレゼントとしてご家族のお着物を使った日傘のプレゼントはいかがでしょうか?
「あの着物でできないかな?」というお着物をお持ちの方は、contactよりご相談下さいませ。